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文化分解

デザインの世界でひたすら走り続け、気がつけば恐ろしや早くも三十有余年にもなる。文化と経済は車の両輪と云われながらも、わが日本では文化は未だに経済の脇役に甘んじ、心の豊かさや生活の潤いは暗中模索の只中にいる。このプログでは、少々の脱線は予測されるものの、文化を基軸にしたものにしていきたい。
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思い出のいずみホールでのコンサート
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    いずみホールといえば、毎年恒例のウィーンフィルによるニューイヤーコンサートの会場となるウィーン楽友協会大ホールを理想の音場として造られたクラシック専門の音楽ホールである。大阪には先に竣工し、実績を積み重ねてきたシンフォニーホールの評価が高いため、やや影が薄い存在ではある。シンフォニーの経営母体が朝日放送であるのに対し、いずみは住友生命と、PR力に本業とそうでない差があらわれているのかもしれない。
    私が忘れられないのは、今から十年以上前、FM放送で流れたピアノ演奏ですっかりとりこになってしまったマリア・ジョアン・ピリスが来日公演するとのことで、このいずみホールに聴きに行った時のことだ。コンサートは、残念ながらピアノソロではなく、当時、日本では無名に近かったヴァイオリニストオーギュスタン・デュメイとのデュオであったが、ピリスの生が聴けることに変わりはない。ところがである。演奏が始まると私の関心は、デュメイの鳥肌が立つほどのヴァイオリンの音色にいってしまったのである。あの時の感動はいまだに忘れられない。学友協会に似せたいずみホールとヴァイオリンの音色が渾然一体となった瞬間であった。

    さて、私の親しくさせていただいている方のご長女が、くしくもヴァイオリンで世に出ようとされている。来月10月14日、大阪を拠点に活躍する大阪センチュリー交響楽団と共演される会場が、このいずみホールなのだ。
    あの忘れられないデュオコンサートの思い出に浸りつつ、若い可能性を秘めた演奏を存分に楽しみたいと思う。

    瀧花さんご長女

    2008年10月14日(火)19:00~ いずみホール
    金 洪才 指揮、大阪センチュリー交響楽団
    独 奏/青山優子(フルート)/瀧花絵里子(ヴァイオリン)/上田多嘉子(ピアノ)
    入場料/6,000
    問い合わせ/大阪アーティスト協会 050-5510-9645
    <曲目>
    ニールセン:フルート協奏曲
    チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
    ショパン:ピアノ協奏曲第1番

    | 音楽 | 11:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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