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文化分解

デザインの世界でひたすら走り続け、気がつけば恐ろしや早くも三十有余年にもなる。文化と経済は車の両輪と云われながらも、わが日本では文化は未だに経済の脇役に甘んじ、心の豊かさや生活の潤いは暗中模索の只中にいる。このプログでは、少々の脱線は予測されるものの、文化を基軸にしたものにしていきたい。
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京都の冬景色を歩く
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    昨日の春一番の強風一過、一転して真冬へと逆戻りした京都洛北。今朝は積雪の冬景色が窓から美しい。いつもの日曜日であれば、午前中を週唯一の運動にあてるボーリングも何かの大会があるためか、携帯でチェックすると待ち時間は1時間以上。ならば、これが吉日と冬景色を満喫する久々のウォーキングタイムに変更することにした。たまたま、染色作家をしている長男が京都工芸美術作家協会展に出品していることもあり、その会場である京都府立文化芸術会館までの片道約5キロの道のりを行くことにした。自宅を出て、まずは疎水沿いを歩き、続いて下鴨神社方面へ向かう道をまっすぐ南に。神社の社叢が右手に見えてくると、堪らなく寄り道したくなった。急きょ西に向きを変える。ぐるりと左に大回りして神社の北口から境内に入り、幣殿に相対し、よく響く柏手を打つ。心が晴れた。

    下鴨神社
    下鴨神社の幣殿の軒下にゆかりの葵を見つけた

    下鴨神社鳥居
    下鴨神社の朱色の鳥居と降りしきる白い雪がなかなか

    さて、そこから鳥居をくぐり雪の降りしきる参道を行く。加茂川と高野川の合流点に出たところから河原に下り、河川敷が鴨川公園となっている石畳の道を下っていく。じつに気持ちがいい。人ともほとんどすれ違わない。黒く寒々と流れる水の中にサギが白い姿を、雪の積もった広々とした園地でハシブトガラスが黒い姿を見せているぐらいだ。まもなく右手に府立医科病院の病棟、続いて藤田ホテルに。ここから上がって荒神口の交差点を渡り、少し逆戻りしたところにめざす文化芸術会館があった。偶然、長男の恩師で、昨年、京都市立芸術大学を退官された井隼慶人先生にお会いし、お話しをさせていただくことができた。その先生の作品や長男の作品などを鑑賞後、河原町通り、それに続く下鴨本通りの車道を歩いて帰宅の途に着いた。今日の10キロほどのウォーキングは京都に住んでいるからこその贅沢な私への贈物となった。日頃、車では気がつかないいろんな店、いろんな建物、いろんな景観も楽しめた。そしてボーリング以上の運動量もこなすことができた。さてさて来週の日曜日はどうしよう。
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