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文化分解

デザインの世界でひたすら走り続け、気がつけば恐ろしや早くも三十有余年にもなる。文化と経済は車の両輪と云われながらも、わが日本では文化は未だに経済の脇役に甘んじ、心の豊かさや生活の潤いは暗中模索の只中にいる。このプログでは、少々の脱線は予測されるものの、文化を基軸にしたものにしていきたい。
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音楽とデザイン
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    私の大阪のオフィスで仕事に使っている16畳ほどのワンルームでは、朝出勤してから帰宅のためにパソコンの電源を切るまで、正午のニュース以外は、常にクラシック音楽が流れている。部屋の長手方向の端にテクニクスの2ウェイスピーカを置き、距離を隔ててデスクやパソコンを配置し、そのスピーカに対する。つい最近、音源としてインターネットを介して16万曲から自由に選曲視聴できる会員制のライブラリーを手に入れ、まさに音楽三昧。といってもあくまでデザインの仕事のためのBGMとして。朝、「今日はブルックナーの一番から順に全曲聴こう」などと目標を持って聴きだすが、それもつかの間で、流れている曲が何番で何楽章のあたりなどということは気にもとめなくなる。空気のように音が部屋の中を漂っているのが自分には良いのだ。特にアイデア練ったり、ディスプレー上で構成を考えている時は、音すら感じない真空状態である。それが良い。
    今、京都ー大阪間の往復の通勤途上の読書タイムに東山魁夷の「風景との対話」を読んでいる。彼も相当なクラシックファンだったことが、この本から推測できる。創作する上でのイマジネーションをその音楽から受けたに違いない。描くという行為を音楽が側面から促すこともあったことと思う。人にもよるだろうが、芸術やデザイン等のクリエイティブワークにBGMとしての音楽は、無意識のうちに脳に働きかける作用や脳の働きを助長する力があるように感じる。そう考えると、これからも音楽とは仲良くして多くのイマジネーションをもらわねばと独りよがりに思っている。
    さて、明日はシューベルトの「美しき水車小屋の娘」と「冬の旅」をまず聴こう。

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