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文化分解

デザインの世界でひたすら走り続け、気がつけば恐ろしや早くも三十有余年にもなる。文化と経済は車の両輪と云われながらも、わが日本では文化は未だに経済の脇役に甘んじ、心の豊かさや生活の潤いは暗中模索の只中にいる。このプログでは、少々の脱線は予測されるものの、文化を基軸にしたものにしていきたい。
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真の協賛とは?
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    今、起こりつつある様々な社会のひずみは一体、何に起因しているのだろう。企業倫理がはなはだしく欠如した会社がマスコミに取り上げられるたびに、将来への不安を予感させます。「経済と文化は車の両輪」と言われながらも、残念ながら経済優先の論理が中心にある日本経済。そのありようを変えるためにも、日本の良き伝統、良き文化を学び、見直し、文化を通して社会貢献する企業が増えていって欲しいものと願う次第です。

    現在、私の所属する(社)日本建築美術工芸協会の関西支部において、支部設立後、まだ2年足らずではありますが、文化を通した社会貢献をしていこうと会員のボランティアにて様々な活動を開始しつつあります。支部設立2周年を記念した文化イベントの開催もその一つで、沈滞化する関西の文化の再生、活性化に幾ばくかでもお役に立とうと、シンポジムあり、文化講演あり、室内楽のコンサートありの盛りだくさん内容とし、しかもその出演者は第一線級の人ばかりという贅沢なもの。あと2ヵ月に迫った今はそのための準備に余念がありません。
    イベント実施にあたり、多くの方々に来場いただくためには入場料を下げ、間口を広げることが必要で、そのための企業協賛は不可欠です。しかしながら、自らかかわって驚いたことは、協賛は一切受け付けない大手企業が意外にあること。イベントの内容は関係なく、会社の方針と言われれば、話は前に進みません。それでも捨てる神あれば、拾う神あり。文化を通じた関西の活性化への活動に賛同して協賛に名を連ねて頂いた会社も大小問わず現れ、見通しがようやくつきかけて企画してきた者として、一息つかせていただきました。
    そんな感慨にふけっていた今朝、自宅を出るときに、ふとピアノの蓋に置かれたコンサートチラシが目につき、手に取り裏をめくってみると、何と半分ほどのスペースを割いて協賛企業のオンパレード。その数30は下らず、大手企業もどっさり。自分が携わるイベントの協賛企業数とは雲泥の差にショック!さらに出演者がうら若き姉妹のみであることに二重のショック!なぜにこんなに協賛の数が違うのか?チラシをよくよく見てこれかと感じしまったのは、主催者が自治体の公的有望?機関であったこと。うーん、つらい、寂しい、残念、無念。文化を蓑にした経済優先の論理が働いているとは思いたくない!





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