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文化分解

デザインの世界でひたすら走り続け、気がつけば恐ろしや早くも三十有余年にもなる。文化と経済は車の両輪と云われながらも、わが日本では文化は未だに経済の脇役に甘んじ、心の豊かさや生活の潤いは暗中模索の只中にいる。このプログでは、少々の脱線は予測されるものの、文化を基軸にしたものにしていきたい。
生花の感触、プリザーブドフラワー
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    わが家には家内がピアノをしていることもあってグランドとアップライトの2台のピアノがあり、その内のレッスン室にあるグランドピアノの上には、ずいぶん前から花のアレンジメントが飾られている。これまで、その存在は知っていたが、単なるドライフラワーと見過ごしてきた。先日、ある方のお嬢さんのコンサートがあり、その方へのお祝いの花を贈ろうとしたとき、家内から提案があってはじめて知ったのが、このアレンジメントの思わぬ秘密だった。舌がもつれそうだがプリザーブドフラワーといい、ヨーロッパ生まれらしい。その取り扱いショップでパリにあるクロードカンコーが日本に進出し店舗展開している。ホームページによれば、「生花に特殊な技術をほどこし、フレッシュなままの柔らかさと美しい色合いを長く楽しむことができるように作られた、生花ではないドライでもない新しい花のスタイル。また、環境に気を配ることによって数年以上もその美しさを楽しむことができます。花が一番美しい瞬間に、特殊な溶液に浸し、一度水分と色素を取り除きます。その後、あらためて色付けを行うため、実際にはない色合いを楽しむ事ができます」とある。
    はじめてわが家のプリザーブドフラワーに触れてみた。やわらかい!確かにこれはドライフラワーではない。今でこそ減色してしまっているが、何年か前までは花の色を保っていたという。世の中不思議なものがあるものだ。演奏活動をしている家内曰く、「コンサートをすると花束を一杯いただき、家中花だらけ。それだけではすまなくなってお隣さんにおすそ分けしたりする。ところが2週間もすれば、ほとんどの花は花瓶から失せてしまう。残るのはこのプリザーブドフラワー。2年、3年は花の色を保って生花と変わらない」と。
    これだ!と早速、クロードカンコーが入っているそごうに行って買い求めた次第である。

    ブリザーブドフラワー
    写真:クロードカンコーHPから
    クロード・カンコーHP
    | 音楽 | 12:11 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
    妻と娘の初ジョイントコンサート
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      S&Sコンサートロゴ
      今回の母と娘のジョイントコンサート用にデザインしたロゴタイプ
      昨日は、地元にある「大人の小学校・アーズローカス」で妻(ピアノ)と末の娘(ヴァイオリン)によるコンサートが実現した。感無量ながら、残念!私の念願である長男(染色工芸)との親子二人展の先を越されてしまった。
      アーズローカスは自宅から歩いてもいける北大路通り沿いにあり、簡単に言えば、地元密着型の会員制の文化サロンである。おしゃれな5階建ての中には、音楽ホールの他に室内プールやギャラリー、談話室、陶芸施設等があって会員は400名程とか。オーナーは京都ならではの法衣に関わる会社を経営されているらしいが、その真意の程はわからない。
      さて、妻の思いで、入場無料としたコンサートは、その最上階にある5階の定員80名がゆったりと聴ける音楽ホールで行われ、おしゃべりをまじえながらバッハやラベル、ショパン、ブルッフの曲が、ソロまたはデュオで披露されていった。スタンウェイのB型とヴァイオリンの響きがあいまってなかなかの心地よい空間のひとときであった。
      どうやら妻は、来られたお客さんとの和気あいあいとした家族的なコンサートに味をしめて、このホールで2〜3ヶ月に一度の割でコンサートを催すつもりでいるらしい。

      S&Sコンサート
      アーズローカス音楽ホールでのコンサートの模様


      | 音楽 | 12:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      思い出のいずみホールでのコンサート
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        いずみホールといえば、毎年恒例のウィーンフィルによるニューイヤーコンサートの会場となるウィーン楽友協会大ホールを理想の音場として造られたクラシック専門の音楽ホールである。大阪には先に竣工し、実績を積み重ねてきたシンフォニーホールの評価が高いため、やや影が薄い存在ではある。シンフォニーの経営母体が朝日放送であるのに対し、いずみは住友生命と、PR力に本業とそうでない差があらわれているのかもしれない。
        私が忘れられないのは、今から十年以上前、FM放送で流れたピアノ演奏ですっかりとりこになってしまったマリア・ジョアン・ピリスが来日公演するとのことで、このいずみホールに聴きに行った時のことだ。コンサートは、残念ながらピアノソロではなく、当時、日本では無名に近かったヴァイオリニストオーギュスタン・デュメイとのデュオであったが、ピリスの生が聴けることに変わりはない。ところがである。演奏が始まると私の関心は、デュメイの鳥肌が立つほどのヴァイオリンの音色にいってしまったのである。あの時の感動はいまだに忘れられない。学友協会に似せたいずみホールとヴァイオリンの音色が渾然一体となった瞬間であった。

        さて、私の親しくさせていただいている方のご長女が、くしくもヴァイオリンで世に出ようとされている。来月10月14日、大阪を拠点に活躍する大阪センチュリー交響楽団と共演される会場が、このいずみホールなのだ。
        あの忘れられないデュオコンサートの思い出に浸りつつ、若い可能性を秘めた演奏を存分に楽しみたいと思う。

        瀧花さんご長女

        2008年10月14日(火)19:00~ いずみホール
        金 洪才 指揮、大阪センチュリー交響楽団
        独 奏/青山優子(フルート)/瀧花絵里子(ヴァイオリン)/上田多嘉子(ピアノ)
        入場料/6,000
        問い合わせ/大阪アーティスト協会 050-5510-9645
        <曲目>
        ニールセン:フルート協奏曲
        チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
        ショパン:ピアノ協奏曲第1番

        | 音楽 | 11:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        ベルリン・フィル 来日公演
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          今日12日は、サイモン・ラトル指揮によるベルリン・フィルの来日コンサートの一般チケット発売日で、午前10時が受付開始。S席40,000円からE席16,000円までの6ランクが一斉に発売される。某得意先のクラッシクのお好きな社長のOさんと二人でぜひ行きましょうと意気投合して、おそらく殺到するであろうチケットに二人して購入を試みた。二人とも2枚ずつ取れたら、余った2枚はヤフーオークションにでも出品してと。そしてOさんは電話、私はネットでのチャレンジである。席のランクの目星はB席かA席。ところが電話もネットも開始からまったく通じない。想像をはるかに超える相当なアクセスが集中しているようだ。早々にOさんはギブアップ。私も開始1時間後、ようやくアクセスができ、開いた画面をみて呆然。すべて完売である。S席やA席は高くて余っているだろうという読みは外れてしまった。こうなると残念でならない。画面をしつこく更新を繰り返しながら、そろそろ開始1時間半になろうという時、偶然、×印だったS席が△印になっているのを発見!わが目を疑ったが、それ行けと購入を試みるものの誰かに先を越されてしくじる、完売後もチラホラ余ったチケットが出てくるようだ。かすかな希望を持ってさらに画面の更新を続ける。すると今度はC席が△。こうなるとどの席でもいい。しかし同様にゲットできない。次にA席が△。しかしアウト。おそらく完売後もたまに表われる△印に気づいた購入希望者が手ぐすねして待っているのであろう。そんな目に見えないチケット争奪戦を繰り返しながら、発売開始2時間後、ついにA席2枚をゲット!11月28日のシンフォニーホールが楽しみである。さて、仕事に戻ろう。
          | 音楽 | 12:53 | - | - | - | - |
          第25回記念 プロムナードコンサート
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            来る5月18日(日)は、第25回プロムナードコンサートが開かれる。これは京都市立芸術大学音楽学部の同窓会「真声会」の京都支部が毎年恒例の催しとして開いているもので、今年は節目の25回を迎えることから、会場を京都府民ホールアルティから京都コンサートホールに移しての開催となる。私は違う芸大のデザイン出身者ではあるが、10年近くにわたってこのコンサートのためのチラシやチケット、プログラムをデザインさせていただいている。毎回念頭に心がけていることは前年を少しでも上回るデザインになること。さて第三者的に見られていかがなものか。たまたま妻がこの大学の同窓生であり、真声会の活動に携わっていることや、長男も同じ大学の美術学部に席をおいたこと、さらに好きな京都に住んでいるもあって、もう気持ち的にはすっかり京芸同窓生の一員になりきっている。そういう中での25回の節目での当日のコンサートは内心楽しみだ。4組が出演され、どれも興味がそそられるが、なかでも最後の平井妙子、増永智子両氏による2台のピアノによるラフマニノフ作曲「組曲第2番Op.17」。30分近くの大曲難曲だが、それを何と!暗譜して弾かれるとか。お二人の息のあった演奏が見もの聴きものである。

            25thプロムナード
            プロムナードコンサート PRチラシ
            | 音楽 | 11:29 | - | - | - | - |
            薬師寺コンサート
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              薬師寺と言えば奈良の薬師寺があまりにも有名ですが、京都にも実は薬師寺があります。紅葉で知られる嵯峨野に「嵯峨釈迦堂」や「嵯峨狂言」で知られる大伽藍の清涼寺がありますが、一般の人であればその境内の中の一塔頭と思われてしまいそうな小さなお寺が薬師寺で、清涼寺境内の西端にあります。
              清涼寺1
              清涼寺釈迦堂
              清流寺2
              清涼寺仁王門

              京都生まれ京都育ちの数人の知人に聞いても、その場所を答えられた人がいなかったお寺ですが、ここで音楽好きのご住職さんと、その住職さんと小学校以来の幼なじみの写真家が協同で毎年1回、この新緑の時期に全くの無報酬でコンサートを開かれています。今年で8回目とか。縁あって、今年のコンサ−トはピアノニストである私の妻に出演の声をかけていただき、クラリネット、フルート、ヴァイオリン、チェロのそれぞれの演奏家とアンサンブルを編成、6月2日の当日を迎えた。
              遠く千葉からという女性ら、毎年楽しみにしている方々が集まり、左手庭園のさわやかな緑を感じながら障子、ふすまを取り払った庫裏内でクラシック音楽に聴き入った。部屋の音響が思いのほかよいのか、演奏者の技量がすばらしいのか、胸にじんとくるコンサートであった。

              薬師寺コンサート
              薬師寺コンサート
              | 音楽 | 14:02 | - | - | - | - |
              ピアノと映像のコラボレーション
              0
                京都府民ホール「アルティ」で、毎年恒例の京都市立芸術大学音楽学部同窓会「真声会」の京都支部主催によるプロムナードコンサートが5月13日に催された。最後の演目、早田彩子さんによるピアノ独奏「展覧会の絵」にあわせて映像をコラボレートする試みを、私、立松が挑戦した。フラッシュムービーを用いプロジェクターによって舞台背後のスクリーンに映像を投影、音楽に映像によるイマジネーションが相まって、観客からの大きな拍手をいただいた。

                展覧会の絵
                | 音楽 | 20:58 | - | - | - | - |
                日本人って?
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                  私事で恐縮ですが、
                  あるご縁でイギリスのロイヤルオペラハウスで活躍の
                  バリトン歌手アンドリュー・メイヤーさんのコンサートが実現し
                  ピアノ伴奏と独奏を妻が受け持ちました。
                  私はコンサートPRのチラシや入場券、
                  そして当日のプログラムや曲目解説のデザイン、作成などを
                  ボランティアでお手伝いし、
                  一昨日、京都府民ホール アルティでの演奏会を無事終えました。
                  それまで、観衆集めに結構な時間を割くとともに
                  あの手この手で、なんとか平日の夕方開演にもかかわらず
                  ほぼ席を埋めることができましたが、大変な苦労です。
                  先週末も関西の8音楽学部の各首席卒業生による新人演奏会が
                  大阪のいずみホールで行われ、
                  若々しい将来性を感じる演奏を堪能させていただきましたが、
                  千人ほどを収容できるホールに
                  三百人ほどしか集まらなかったのは残念の一言で、
                  これが日本のクラシック界の現実と思うと残念です。
                  観衆が確実に集まる人気プレーヤーのコンサートには
                  おなじみの有名企業が協賛で名を連ねますが、
                  前述のような地域の文化を支えていくような草の根の催しには
                  なかなかメセナも現れません。

                  和辻哲郎氏の「風土」や芦原義信氏が「街並みの美学」で言ってられる
                  日本の風土に根ざすヨーロッパとは違う日本人像を
                  今回のコンサートで漠然と感じたしだいです。
                  | 音楽 | 17:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |